2010年11月27日
石波止物語

これは本当にあった、怖い怖~い、お話。
ある町にそれはそれは釣りのうまいお兄さんがいたそうな。そのお兄さんが釣り大会に出場すると、それまで調子を落としていたとて勝利を手にし、いつからか皆が「チャンプ」と称するまでになっていた。
そんなある日、お兄さんは一人の青年と出会う。木の葉一枚の実力もない釣り青年を見かねたお兄さんは「今度、釣りをいっしょにせぬか?」と誘いをたてる。
当日の早朝、お兄さんは青年にありとあらゆる釣りの技から経験を伝えていく。青年もまたそれに心を動かされ、シャキンシャキ~ンと竿を振る。
ところが、青年は1匹の釣果も上げれず、なくなくその日は二人とも帰路に着いた。
それからを境に、お兄さんは狙った獲物が釣れなくなっていく。いつかの美酒は苦汁へと変わっていき、反対に青年は釣り大会でも好成績をあげていく。
これが、お兄さんの背負った『負(ふ)のオーラ』
これまで青年にべったりとこびりついていた負のオーラが、そっくりそのままお兄さんに乗り移り、生霊のごとくその腕を蝕んでいった。
あれからどれだけの月日を数えたでしょう。すれ違う季節に思いをはせ、この秋お兄さんはメバル釣りへと繰り出す決心をします。すると今までが嘘のように、お兄さんは釣りも釣ったりメバルをおよそ30匹。
もうこれで負のオーラに悩まされることはないでしょう。
ただ、物語は終わらない。颯爽と草原をかける馬のごとく、青年の負のオーラは今日もまたどこかの海で荒れ狂っているのだから。
【あとがき】
こんなに長~~~く引っ張った物語ですが、オチはありません!TAHOくんすいません!(笑)
昨日はO★Tさんと釣りをごいっしょしたわけですが、めちゃめちゃ爆釣でしたね!なかなかサイズが上がらないものの、メバル30匹くらいにガシラは5匹くらいでしょうか?お土産まで頂いちゃって、ありがとうございました!煮付けにしました!
僕はというと、メバル8匹ほど。サイズも全然伸びませんでした。この日は大量にワタリガニが泳いでいて、味噌汁に入れてやるんじゃ~とピンポイントでキャスト!なかなか掛かるわけもないんですが、なんとマグレでカニの手にヒット!
残念ながら目の前で手が取れちゃって...味噌汁はできないし、なんかカニに申し訳ないし、ええとこ無しでした~!(笑)

Posted by 釣りBAKA at 15:39
│メバル (Lure)